白髪染めで暗くなりすぎた(泣)?知っていると得するセルフカラーのコツ!
こんにちは!
ulu hair studioの岡治です♪
最近、コロナ禍でなかなか美容室に行けず、ご自宅で自分で白髪染めをしてみたら、
『思っていたよりも暗く染まってしまった!』
『どうしたらいいかわからない~泣』
『真っ黒になっちゃった・・・。』
という方も多いのではないでしょうか?
今回は、そんな非常事態になる前に読んでほしい白髪染めをご自宅でする際のコツをご紹介します。
市販の白髪染めって上手に染めれるの?
A. 市販の白髪染めで染めるならクリームタイプを使う!
美容室に行く時間がなくてどうしてもご自分で染めなくてはならない時は《泡タイプ》のものではなく《クリームタイプ》のものを使うことをオススメします!
その理由は、《泡タイプ》のもので染めると塗り分けが難しいため、染めている最中に毛先まで薬剤がついてしまいます。
白髪染めは染料が濃いため、染めてある毛先に薬剤がついてしまうと染める前よりも暗く染まってしまいます。
なるべく《クリームタイプ》のもので毛先に伸ばさずに伸びてきている根元だけに溜めて塗るようにしてください。
《泡タイプ》の方が簡単にムラなく染めることができますが、毛先まで薬剤がついてしまい、不自然に黒っぽく染まってしまいます。しかも、白髪染めの薬剤はオシャレ染めの薬剤よりもパワーが強く、何度も染めている毛先がダメージでチリチリになってしまい、元通りにはならなくなってしまいます。
失敗しないコツは、
〈無理に全体を染めようとせず、自分が気になる顔まわりや頭頂部、分け目で目立つ部分だけ染める!〉
です。
さらに、自分が染めたい明るさより2段階くらい明るめの色を選ぶと暗くなりすぎる失敗を防ぐことができます。
〈注意〉
*黒く(暗く)染まってしまうとその部分を明るく染め直すためにはブリーチなど、とてもパワーの強いカラー剤を使わなくてはならなくなってしまうのでなるべく避けましょう!
美容室の白髪染めと市販の白髪染めって何が違うの?
A. これは基本的には同じです。
なぜ美容室で染めると根元から毛先まできれいに同じ色で染めることができるかというと、
美容室で染める場合には、
①必要な部分(伸びてきた根元)だけ狙って薬剤をつけて染める(リタッチ)技術
②伸びてきた根元と暗くしたくない毛先で薬剤を変えて塗る技術
を使い分けることで、理想の髪色に染めているんです!
さらに言うと、毛先のダメージを最小限にするためにパワーの弱い薬剤を選んだり、トリートメントなどを混ぜたりしています(^-^)
根元と毛先で薬剤を変えることで明るい白髪染めだってできちゃいます!
では、白髪染めだけで明るく染めることはできるかというと、
残念ながら白髪染めだけではオシャレ染めのような明るい髪色に染めることはできません・・・。
しかし、
根元の薬剤は白髪染め+オシャレ染めのミックス
✖
毛先の薬剤はオシャレ染めオンリー
という方法を使い、毛先は暗くならずにある程度明るく白髪を染めることができるんです!
ただし、この染め方には条件があって、
①新しく伸びてきている部分が短いこと
②地毛の部分の白髪の割合が少ないこと
③すでに染まっている毛先部分がある程度明るいこと
①〜③の条件をクリアしている時には、
根元部分と毛先部分の明るさの差が出ないようにカラー剤を選ぶことで比較的簡単に明るく染めることができます!!
白髪染めで暗くなり過ぎてしまったらもう明るくはできないの?
『暗くなりすぎた毛先をもっと明るくしたい!』というオーダーは実はとても多いです!
白髪染めしてたって髪色を楽しみたいというお客様の気持ちは実によくわかります!
そんな時におススメな方法が
A. 【白髪染めハイライトカラー】
なら明るく染めることができます❕
全体にハイライトを入れて明るくしたあと、もう一度染めます。
根元は明るい白髪染め、毛先をオシャレ染めすることで暗く染まっていた髪色を明るく、赤味の少ないアッシュ系やグレージュに染めることも可能です。
この方法でなら今まで諦めていた髪色を実現することができます!
ハイライトにはブリーチを入れることが多いですが、ブリーチの混合割合をなりたい髪色に合わせて変えることで、ダメージを最小限に抑えながら、確実に明るくすることが可能なんです(^o^)
全体を明るくするカラー剤を使うよりも傷みやムラになるリスクが少ないですし、
ハイライトカラーで縦にスジ状に染めることで根元の白髪が伸びてきても目立ちにくい効果やふんわりと動きのある印象に見せる効果もあります!
もちろん、ハイライトの明るさを調節することもできるので、コントラストをしっかりつけることで華やかに見せたりもできますし、なじむように入れる事でツヤ感や落ち着いた印象を残して明るく見せることもできます。
まとめ
今回は白髪染めで、
①.自分で白髪を染める際に暗くなり過ぎないコツ
②.暗くなってしまった白髪染めを明るくするおススメの方法
をご紹介させていただきました(^^)
気になる白髪は染めながら、なりたい髪色やなりたい明るさに染める方法はちゃんとあるんです!
ご自分で白髪染めをして毛先が暗くなってしまった場合、なりたい希望の明るさの白髪染めで染めるだけでは濃い色素が重なってしまい、明るく染まるどころかさらに暗く染まってしまいます・・・(;_;)
そのことをわかった上で信頼のできる美容師さんにご自分の髪色を任せてみてはいかがでしょうか?
皆様の髪の毛がいつまでも美しく健康でいられるように、ulu hair studioでは様々なカラー剤を取り扱っていますので、ご希望を何なりとお申し付けくださいね♫