痛まない縮毛矯正ってあるの?知っていると迷わない縮毛矯正の種類の違い
こんにちは!髪質改善や縮毛矯正が得意なサロン ulu hair studio です。
今回は、『髪質改善縮毛矯正』や『酸熱トリートメント』、『弱酸性縮毛矯正』など、
【痛まない!】【ブリーチ毛でもまっすぐに!】【繰り返すたびに髪質改善!】などの魅力的な言葉で打ち出されているのをよく見かけるようになった縮毛矯正ですが、〈どれがいいのかわからない〉、〈ほんとに痛まないの?〉などの疑問を持つ方も多いのではないでしょうか?そんな方に向けていろいろな種類の縮毛矯正について違いや選び方などをご説明していきます。
縮毛矯正とは?
・髪のうねりや広がりが気になる。
・毛先がパサパサしたり、ゴワゴワしてて手触りも悪い。
・毛先にボリュームが出て全然まとまらない。
・髪にツヤがない。
・朝のスタイリングが大変。時間が経つとすぐに崩れてしまう。
など、髪の毛のお悩みってとても難しいですよね。
日本人のほとんどは多かれ少なかれ、それぞれに生えグセや髪のクセがあると言われています。上手に自分のクセを生かしてパーマ風にセットできる方はいいですが、クセの具合も毎日違いますしなかなかうまくはいかないですよね。
そこで活躍するのが、クセ毛の救世主『縮毛矯正』です。
クセに悩んでいる方は長年、縮毛矯正をかけ続けている方が多いと思います。
中には、縮毛矯正をかけたのに、全然クセが伸びていない、顔周りの毛がチリチリになってしまった、毛先がダメージでパサパサになってしまったなど、髪をきれいにできると思って縮毛矯正をかけたのに満足できない仕上がりになってしまった経験をした方も多いのではないでしょうか。
縮毛矯正は通常、
- アルカリ性の1液をつけて髪の毛をやわらかくして内部の結合を切る
- 十分やわらかくなって内部の結合が切れた状態で一度薬液をしっかりと洗い流す。
- しっかりと乾かしてアイロンで熱を加えてまっすぐにクセを伸ばす
- しっかりアイロンでクセを伸ばしたら酸性の2液をつけて内部の結合をくっつける
という手順で行っていきます。
ものすごーく簡単に言ってしまうと、髪の毛を痛ませてしまうのはこのアルカリ性の1液に原因があります。この『アルカリ性(pH)』というところがポイントで、pHが高すぎると必要以上に髪の毛に負担をかけてしまい、低すぎると1液のポテンシャルを最大限引き出せずに髪のクセが残ってしまうというものでした。そのため、髪のクセをしっかりとるためには、ある程度pHの高い(アルカリ性)1液を使う必要がありました。
最近はこの縮毛矯正の1液のアルカリ性のpHを調整してなるべく髪を痛ませないようにするという考え方が美容業界に入ってきていてどんどんと新しいやり方が登場しています。
縮毛矯正の種類
ざっくりと説明するといろいろな種類の縮毛矯正はこんな感じです。(あくまで個人の見解ですが。。)
- 一般的な縮毛矯正→アルカリ性(pH7.0~10.0)→クセが強くカラーなどしていない健康毛の方向き
- 髪質改善縮毛矯正→中性、弱アルカリ性(pH6.5~8.0)クセがある程度強いがカラーなどもしていてダメージも心配な方向き
- 弱酸性縮毛矯正→弱酸性(pH4.5~6.5)→カラーなど繰り返ししていたかなりダメージが蓄積している方向き、ブリーチしている方でも可能
- 酸熱トリートメント→(pH3.0~4.0)→よくわかりませんがクセを伸ばしたい方には不向き
結局、どれがおすすめなの?
まず、はっきり言わせていただくと、痛まない縮毛矯正は存在しません!
髪の毛の形状を変えてしまうほどの作用のある薬剤を使うので多少なりとも髪の毛への負担はあります。
その負担をなるべくかけないように、限りなくダメージを抑えた上でクセをしっかり伸ばせるように美容師さんは日々勉強しています。
そのうえで、ulu hair studio では、髪のダメージが気になる方には『弱酸性縮毛矯正』をおすすめしています。
弱酸性縮毛矯正とは?
従来の縮毛矯正と工程は同じで、
1液をつけて髪の毛の内部の結合を切り、クセが伸びる段階になったら一度薬剤を流します。その後乾かして少し水分が残っている状態でアイロンでしっかりと熱を当ててクセを伸ばします。十分に熱を加えクセが伸びた状態になったら2液をつけ髪の結合を再結合させていくというものです。
縮毛矯正の1液のpHを調整して弱酸性の領域でかけていくことで必要以上に負担をかけずにクセを伸ばすことができます。
こんな方におすすめ!
- 縮毛矯正をしたいけど髪が痛むからかけようか迷っている
- 前髪や毛先がまっすぐになりすぎてしまうのが心配
- 過去に縮毛矯正をかけた中間から毛先のクセが戻ってきていて全体にかけたい
- ダメージがひどくて他店で断られた
- 年齢とともに髪のクセやパサつきが気にになってきた
- 髪のツヤがほしい
- 縮毛矯正を勧められたがボリュームがなくなるから見送ってきた
こんなお悩みがある方に弱酸性縮毛矯正は特におすすめです。
お値段は?
〇弱酸性縮毛矯正(ハーフ)+内部補修トリートメント
¥20000→¥16500
〇弱酸性縮毛矯正(フル)+内部補修トリートメント
¥28600→¥19800
〇ブリーチ毛の場合
各+¥5500
(価格はすべて税込)
弱酸性縮毛矯正は、従来の縮毛矯正ではきれいにすることが難しい状態の髪の毛でも施術することができます。薬剤のpHをコントロールして髪の変化を見極め、ダメージを限りなく減らし髪の毛のクセを伸ばすには髪の知識が豊富で経験値のある美容師さんにやってもらうことをおすすめします。
ulu hair studio では、経験豊富なスタイリストがお客様ひとりひとりの髪質やダメージ度合いに合わせて薬剤を調合して施術をしております。
まだまだ暑い時期が続きますので、髪のうねりや広がるクセが気になる方はぜひご相談ください。